2020/01/06

アメリカは住む場所によって物価はもちろんのこと、税金も違ってきます。特にロサンゼルスは、住む場所によって住宅費用は大きく変わってきます。どれぐらいのお給料であれば、楽しく生活できて、ある程度の貯金もできるのかを筆者の実体験からご紹介いたします。
- ロサンゼルスの家賃相場は?
- スーパーの物価は?
- 外食費用は?
- ガソリン代は?
- 携帯電話、インターネットはいくらぐらい?
- 水道代、光熱費はいくら?
- ポイント
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1.ロサンゼルスの家賃相場は?

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住居費は住む場所や部屋数によって変わりますが、ここ最近の不動産相場は上がり基調となっています。それに伴って、アパートやコンドミニアムなどのリース物件の家賃も上がっています。例えば安全な場所で、ある程度学区も良く、2ベッドルーム(寝室2部屋、キッチン付きリビングルーム)のアパートの場合ですと、月々USD 2300 (約253000円)~ USD 2700(約297000円)が相場のようです。1ベッドルーム(寝室1部屋、キッチン付きリビングルーム)ですと、月々USD 1600(約176000)~USD 2000(約232000円)となります。もちろん、もっと家賃の安いアパートは探せばありますが、余り安いと周りの環境が良くない場合が多いので、若干余裕がある方は安全をお金で買うと思って、ある程度安全な地域へ住む事をお勧めします。
2.スーパーの物価は

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食料品に関しては、日本のスーパーと比較するとアメリカのスーパーの方が安いと思います。ただ、家族向けに売られているような量が多い商品を買うとその恩恵を享受できますが、一人住まいだと、あまり割安感はないかもしれません。例えば牛乳の場合ですと、1ガロン(3.8リットル)で販売されており、値段は約USD 2.00 (約232円)です。これを日本で買うと1リットルが160円前後となり、アメリカの方が割安となります。あと、安いと感じたのはビールです。たとえば、24缶入り(一缶360 ミリリットル)を一ケース買うと、USD 15.00(約1740円)ほどで売っています。ちなみに発泡酒ではありません。また、アメリカでは食料品に対してSales Tax(消費税)は課税されませんが、アルコール飲料に対しては課税されます。ロサンゼルスのSales Taxは8.75%なので、課税されても日本よりは断然安いですよね。筆者の家庭は3人家族なので、月に食費だけで約USD 600.00(約69600円)となります。
3.外食費用は?

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例えば、アメリカ的なレストランで食事をする場合ですと、まず初めに飲み物(グラスワイン)約USD 6.00をオーダーし、その後前菜で約USD 10.00、メインディッシュで約USD 30.00、デザートで約USD 5.00となり、一人当たりの合計がUSD 50.00前後となります。そこにチップの15%~20%を加えるとUSD 55.00~USD 60.00が一人当たりの外食費用となります。安く抑えようと思うと、ファーストフード、メキシカン、中華料理、タイ料理が選択肢としてあります。筆者は友人と中華レストランで食事をたまにしますが、その場合だとアルコール、料理、チップ込で一人USD 30.00ぐらいなので、割安感はあります。毎回中華というわけでもないのですが、合計すると月の外食費用はUSD 100.00 (約11600円)となります。
4.ガソリン代は?

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ロサンゼルスの場合は、公共の交通機関が余り発達していないため、ほとんどの人は自家用車で移動か、もしくは、バスで移動をします。ダウンタウンまで行けば、地下鉄が通っていますが、一部地域のみ利用可能です。筆者は毎日会社まで車で通勤をしていて、一週間に一回は給油をします。ロサンゼルスのガソリン価格は全米トップクラスに高い地域で、現在の価格は、一ガロン当たり(3.8リットル)の価格がUSD 2.90~USD 3.00(約 336円~約348円)ぐらいなのですが、それでも日本と比較すると安いと思います。一回の給油で満タンにした場合は、約USD 40.00です。それを月に4回給油しますとUS160.00 (約18560円)という計算になります。また、家族も運転するため、もう一台車を所有している場合は、倍の約USD 320.00(約37120円)が一か月のガソリン代として発生します。ただ、アメリカでは社員が社用で自家用車を利用する場合は、政府機関によって決められた一マイル当たりのガソリン代USD 0.535を会社に請求することができます。ただし、通勤時のマイルは含まれません。
5.携帯電話、インターネットはいくらぐらい?

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携帯電話の契約をする際は、店によっていろいろなキャンペーンをやっているときがあるので、そのときを見計らって契約することをお勧めします。例えば、今、契約すれば無制限で使い放題や、USD 50.00分のギフトカートを差し上げますというのが良くあります。筆者は家族の携帯含めて2台買っており、月々の合計はUSD 125.00 (約15750円)です。インターネットは、バンドル契約でインターネット、固定電話、ケーブルテレビを含めて契約する場合が多いです。バンドル契約にして、月々約 USD 80.00(約9280円)ぐらいです。
6.水道代、光熱費はいくら?

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アパートによっては、ガス・水道・電気代が全て家賃に含まれているところがありますが、アパートによっては含まれていないところもあります。含まれていない場合、入居時に入居者本人がそれぞれの業者へ連絡を取り、開通手続きを行う必要があります。筆者が住んでいるところは、水道代が込みで、ガスの替わりに全て電気で作動するようになっていて、月々の電気代は約USD 100.00(約11600円)です。
7.ポイント
ご紹介した内容は生活費の中で一番必要な項目となりますが、これ以外にも、車の保険代、子供の習い事等にも費用が発生しますので、年に一回はそれぞれの項目を見直して、月々の費用を削減する努力をされることをお勧めします。
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