はぴHappy Life@LA

ロサンゼルスでの生活に役立つこと、グルメ、趣味などに関する総合メディア

初めてのアメリカ赴任で同僚のアメリカ人と上手く付き合う方法

time 2017/11/20

初めてのアメリカ赴任で同僚のアメリカ人と上手く付き合う方法

初めてのアメリカ赴任の際は、さまざまな困難な状況に直面します。私自身も初めてアメリカへ赴任した当初は、文化・商習慣の違いからか理解し難いことが多々あり、その都度思い悩んだり、ストレスが溜まったりしていました。今回は自身の経験も踏まえて、アメリカ赴任時には、これだけは押えておきたいポイントをご紹介します。

スポンサードリンク



  • 同僚と楽しく世間話をしよう
  • 会議中の日本語は慎みましょう
  • 職務内容(ジョブ・ディスクリプション)をフレキシブルに
  • アメリカにホウ・レン・ソウは存在しない
  • アメリカ人のYes, I can. は信用できる ?
  • まとめ

 

同僚と楽しく世間話をしよう

Free-Photos / Pixabay

駐在員として赴任したあなたは、日本で培った経験を生かして、アメリカでも日本と同じ仕事の進め方で取り組もうとします。また、アメリカ赴任当初は、英語に自信がないため、会話を必要最小限にとどめてしまい、同僚との会話も業務的な内容のみになりがちです。その結果、仕事以外の話しをする事もなく、黙々と日々の業務をこなしていると、同僚のアメリカ人からは、日本人は静かで何を考えているのか分からないというレッテルまで貼られてしまうことでしょう。同僚のアメリカ人から信頼を得て上手く仕事を進めるには、世間話をすることを心がけましょう。私自身はアメリカ人の同僚と一緒にランチライムを過ごして、お互いの距離を縮めるようにしました。世間話の内容については、自分の家族の事などから話をすると相手との距離も近くなり、より親しくなることができます。あと、好きなスポーツや日本とアメリカの文化の違いなどの話しをするのも良いですね。アメリカでタブーな話題は、政治と宗教にちなんだ内容なので、親しくない間柄のうちは、やめておいたほうが良いでしょう。

 

会議中の日本語は慎みましょう

StockSnap / Pixabay

これは日系企業にありがちですが、日本人とアメリカ人が参加している会議では、共通語として英語で会議を進めますが、途中日本人同士がふとした事で日本語で話してしまうことがあります。日本人同士が日本語で話してしまうと当然、アメリカ人は何を話しているか全く理解できないため、会議が途中で中断してしまいます。その場にいるアメリカ人は疎外感を感じてしまい、自分たちには知られてはいけない大事な話しをしていると思われてしまいます。そのような状況にならないように、アメリカ人が参加した会議は英語のみで会話し続けましょう。

 

職務内容(ジョブ・ディスクリプション)をフレキシブルに

FotografieLink / Pixabay

アメリカにはジョブ・ディスクリプションという各ポジション毎に応じた職務内容を記載したリストがあり、社員はその職務内容の範囲内で仕事を進めます。逆を言うと、その職務内容以外のことはやる必要がありません。例えば、部下のアメリカ人に職務内容以外の仕事をお願した場合、”THIS IS NOT MY JOB!”(これは私の仕事ではない!)と言って、断られてしまいます。日系企業の場合は、職務範囲が状況によって広範囲になる場合があるため、あらかじめ職務内容が広範囲になるためフレキシブルに対応する必要があるということを雇用前に説明しましょう。

 

アメリカにホウ・レン・ソウは存在しない

rawpixel / Pixabay

日本では上司とのコミュニケーションの方法として、報・連・相(報告・連絡・相談)が重んじられています。アメリカでは日本のように、部下が上司に逐一報告したりするような事はありません。アメリカでは、部下が上司に対して頻繁に報告したり相談したりしていると、上司から無能な部下と思われる可能性があるという事と、上司の時間を相談等で費やしていると悪い評価につながると考えられています。ちなみに、アメリカでは上司の部屋に入って相談したりする事は、余り良く無い話の場合が多く、退職の話、給料の話や仕事上のトラブルの話の内容に偏りがちです。

 

アメリカ人のYes, I can. は信用できる ?

geralt / Pixabay

アメリカ人の部下に仕事を頼むと、”YES, I CAN!” (イエス・アイ・キャン)という気持ちの良い前向きな返答が返ってきます。しかし、一向に仕事は終わりません。終わるどころか、今日は他にやる事があるので、出来ないと言われました。ただ、この時、考えないといけないのは、どれだけ相手に緊急性がきちんと伝わっていたかという事で、仮に、単に仕事をお願しただけでは、いつまで経っても終わらないでしょう。仕事を依頼する時は、本日中もしくは本日午後5時までという様な具体的な締め切り日を伝える必要があります。曖昧な指示ではなく、的確に指示を与えることを心がけるようにしましょう。

 

まとめ

日系企業がアメリカに進出してから長い年月が経っていますが、未だにいろいろな問題があるようです。特に今回お伝えした内容をみますと、ほとんどコミュニケーションに関する問題と言って良いと思います。当然ですが、日本人にとってアメリカは異文化であるため、先ずはアメリカ人の考え方を理解したうえで、コミュニケーションを取ると、いろいろな場面で話しが上手く進み、部下と良い関係を築けると思います。一度、試してみてください。

スポンサードリンク



 

down

コメントする




プロフィール

Teddyです。

ロサンゼルスに移住して12年、異国での生活は日々サバイバルですが、楽しいこともたくさんあります。この10年でチャレンジしたことは、アメリカ企業に就職、転職、ダイエット、フルマラソンですが、どれもめちゃめちゃ大変でしたが、今となれば人にアドバイスできるほど、知識は身についたと思っています。そんな経験からアメリカ生活に役立つことをお知らせします。

最近のコメント

    2017年11月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930