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アメリカ人は働きすぎ? 労働時間とバケーション事情

time 2018/01/03

アメリカ人は働きすぎ? 労働時間とバケーション事情

新年、あけましておめでとうございます!日本では年末年始にかけて、有給休暇を使って家族と一緒に実家へ帰省したり、旅行に出かけたりする方が多いと思いますが、アメリカでもこの時期はバケーションを取得する人を多く見受けます。日本人から見て、アメリカ人は余り働かず、好き勝手に休んでいるイメージがあると思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?アメリカでの労働時間とバケーション事情を詳しくみていきましょう。

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  • 年間休日の日数と祝日の数
  • 有給休暇の日数
  • バケーションの取得時期と期間
  • 定時と残業代
  • ワーク・ライフ・バランス
  • まとめ

 

⚫年間休日の日数と祝日の数

12019 / Pixabay

私が勤める会社を例に例えますと、年間休日(土・日)の104日と祝日の数を足すと111日となります。2018年の祝日は7日間で、スケジュールは次の通りです。日本の祝日の日数と比較すると、半分程度となり、非常に少ないです。

以下は筆者が勤める会社の2018年の祝日です。

New Years Day (Monday, January 1st)

Memorial Day(Monday, May 28th)

Independence Day(Wednesday, July 4th)

Labor Day(Monday, September 3rd)

Thanksgiving Day(Thursday, November 22nd)

Christmas Eve(Monday, December 24th)

Christmas Day(Tuesday, December 25th

 

⚫有給休暇の日数

theglassdesk / Pixabay

基本的に有給休暇2種類に分かれ、バケーション休暇と病欠休暇(Sick Leave)となります。バケーション休暇はその会社に長く働いている人で年20日間の休暇が与えられ、病欠休暇は10日間与えられます。また、バケーションと病欠休暇以外にも変動休暇(Floating Holiday)を年8日間ほど与えてくれます。アメリカでは地域や宗教によって祝日が違うことがあり、その日を休みたいときは変動休暇を利用して休むことができます。

 

⚫バケーションの取得時期と期間

Maialisa / Pixabay

日本と比較して大きく違うのは、アメリカはバケーションを取得しやすい環境であるということ。一般的に多くの人が6月~8月に長期的なバケーションを取得する傾向にあります。バケーション期間は約1週間から2週間程度で、長く取得する人は1ヶ月取得する人もいます。

 

⚫定時と残業代

TeroVesalainen / Pixabay

アメリカでの勤務時間は、一日当たり8時間、週5日勤務で週40時間と決まっています。私の勤める会社では午前9時から午後6時までとなっていますが、会社によっては、午前8時から午後5時までの勤務時間もあります。定時を超えての勤務は残業(Over Time)となり、残業代が加算されますが、対象者は一般職(ノン・エグゼンプ)で、所定勤務時間などの時間管理の規定が適用される勤務者のみとなります。マネージャー以上の管理職や専門職(エグゼンプト)の人は、時間管理の規定が適用されない勤務者であるため残業代は加算されません。

 

⚫ワーク・ライフ・バランス

Mediamodifier / Pixabay

アメリカは仕事と生活の調和に対する取り組みが進んでいて、一日当たり8時間、一週間で40時間勤務していれば自由に勤務時間設定をすることができますが、時間設定をする際は部署のマネージャーの承認が必要となります。アメリカ人は基本的に朝が早い傾向があり、早い人で午前6時に出社し、午後3時に退社するという人もいます。午後3時もしくは午後4時に他社すれば、家族との時間も確保でき仕事と生活が調和した生活をすることができます。

 

⚫まとめ

アメリカは成果主義ということもあり、働く時はゴールを目指してとことん追求する国民性ではありますが、その一方で、メリハリをつけて長期休暇を取得してエネルギーを蓄える傾向にあるようです。

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プロフィール

Teddyです。

ロサンゼルスに移住して12年、異国での生活は日々サバイバルですが、楽しいこともたくさんあります。この10年でチャレンジしたことは、アメリカ企業に就職、転職、ダイエット、フルマラソンですが、どれもめちゃめちゃ大変でしたが、今となれば人にアドバイスできるほど、知識は身についたと思っています。そんな経験からアメリカ生活に役立つことをお知らせします。

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