2020/01/06
アメリカ人を面接するとき、面接で「こんな仕事ができますか?」と聞くと、必ず決まって、”Yes, I can!”という返事が返ってきます。いざ、採用して仕事を依頼すると、実はその業務を完全に知っているわけではないということが徐々に発覚します。では、どうしてアメリカ人は、できもしないことを「できる」というのでしょうか?なんとか仕事に就きたい一心で嘘をついているのでしょうか?その辺りのアメリカ人と日本人を比較した場合の違いを見て行きましょう。
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文化の違い?
日本人の場合、面接相手が「できる」と言ったにも関わらず、採用となって実際に業務を依頼したら、実は全くできないことが分かると相手が嘘をついたと考えるでしょう。また、日本人に「こんな仕事ができますか?」と聞くと、100%の自信がなければ「できます!」とは言いません。これは相手に過剰に期待を抱いて欲しくないという謙虚な気持ちから来るもので、日本の社会は謙虚な人が良い評価をされる傾向があります。しかし、アメリカ人の場合、できる可能性が50%あれば、「Yes, I can!」と答えます。これはアメリカの社会では楽観と自信は非常に重要視されているため、可能性が50%以上あれば自信をもって「できる」と答えるのが良いとされているためです。
面接時に本当の能力を聞き出すには?
面接時には採用されたいという願望があるため、自分を良く見せようとする傾向があります。また、アメリカでは自分を売り込まなければ採用されないというのが常識となっています。では、本当に面接相手の能力を聞き出すにはどうすれば良いでしょうか?先ずは、相手が初心者レベルなのかベテランレベルなのかを知るには、より具体的な質問をする必要があるでしょう。相手が「この業務ができます」と答えても、それでは不十分なので、「どれぐらいの期間の業務経験があるか?」や「この業務で一番大事なポイントはどこか?」など、より突っ込んで聞いていきましょう。
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アメリカ人のトラブル対処法は?
日本人はトラブルを予測して準備を整えておくことを重要視するのに対して、アメリカ人は、自分の可能性を信じて、努力してもものごとを達成することを重要視します。これは、問題が発生した時に対処法を考えれば良いという発想からきており、面接時の「Yes, I can!」の受け答えに表れていると言えます。
まとめ
アメリカは、他国からの移民が多いため、その分さまざまな文化、考え方があります。この違いこそが、アメリカ人の自己アピール力を強くさせる理由の一つでもあると言えます。
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